99%の会社は別になくても困らないのに今の会社にこだわるのはなぜ?

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以前の記事で幸せについて言及をしています。仕事は本来、社会との繋がりを求め、自ら進んで行うものでもあるはずです。しかし、最近では仕事に対してネガティブなイメージが先行しているようにも感じられます。

私は以前、別のサイトで会社に勤めるという労使関係に限界を感じたので独立することにしたという記事を書いたこともありました。今でも基本的な価値観は変わっておらず。むしろ最近ではより強く会社に勤めることそのものについて疑問を持つようになっています。

そんな中、あのホリエモンこと堀江貴文さんの書籍99%の会社はいらないを見つけたので読んでみたところ、私の今の考え方ほぼそのものだったので衝撃を受けました。

ホリエモンの思想や言動に賛否はあれど、成功者であることが疑いようのない人が会社を否定的に見ていることは、私にとって自分の考え方を補強する助けになりました。

もちろん、会社員にはメリットもあります。そして、私自身できれば会社員でいられた方がいいという考えがあるのも事実です。ですが、個人的に会社員であることのメリットよりもデメリットの方が大きくなってしまったので別の道を探すことになりました。

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99%の会社は別になくても困らないのに
今の会社にこだわるのはなぜ?

誰もが起業して成功するわけではないが
会社員の99%は「他人の時間」を生きている

99%の会社はいらないで堀江氏は「自分の時間」と「他人の時間」という表現を使用しています。堀江氏はロケット事業や予防医療事業、グルメ情報サービス事業、ゲーム事業、仮想通貨事業など、実に様々な事業を運営している方です。

そんな方が暇であるはずがなく、一般的な会社員より確実に忙しい時間を過ごしているでしょう。実際に堀江氏は「忙しくないんですか?」と聞かれることも多いそうです。ですが、「自分の時間」を生きている堀江氏は自ら求めてその忙しさに飛び込んでいるので、忙しくてもつまらない時間を過ごしているわけではないと言っています。

一方、会社員の中で仕事を「自分の時間」として過ごせている人は1%もいないと厳しい意見を提示しています。これが99%の会社はいらないと主張する理由です。正確には99%の会社が必要ないのではなく、99%の人にとって会社は必要な場所ではなくなっているという指摘になると思います。

この指摘もよく考えればその通りで、会社員で仕事を楽しいと感じられるのは、より権限を大きく持っている社長や副社長、経営陣である取締役クラスになって初めて得られる実感だからです。

私が副業を始めたのも、会社での仕事がアンコントローラブルな状態になってきたことが主な理由で、結果自分でコントロールできて自由な事業展開ができるのが心地よく、そのまま独立してしまいました。

正直な話、今後しっかりお金を稼ぎ続けられるかは不安です。それに、今の仕事が自分が定年を迎えることができる年まで続けられるかどうかだって分かりません。会社員のように会社にいけば仕事があるような状態ではないので、もし仕事を失ってしまったら収入は0円になってしまうでしょう。

それでも、私自身ベンチャー企業のスタートアップ時に感じられた「自分の時間」である仕事が、社員が増えていくにつれてどんどん「他人の時間」になってしまうことに嫌気がさしてきていました。

堀江氏も言及していますが、今では起業するために必要なものはほとんどありません。お金も人脈も、全く0の状態からでも起業することができます。私だってどちらもありませんでした。

ただ、レジ打ちのバイトをしながら豊かではなくとも自由な時間を過ごして一生を終える人がいるように、幸せの定義は個人個人で違うものです。選択肢として会社員はまだまだ大きなウエイトを占めると思うのも事実です。

今の会社が世の中に提供している価値は?

以前の記事企業の価値は社会に提供するメリットで決まるで言及していますが、会社が継続できるのは社会に価値を提供しているからです。

例えば、一昔前にはコンビニが全国どこにでもあるという状況ではありませんでした。ですが、別にスーパーや八百屋、魚屋、肉屋に行けば買い物はできましたし、生きていくことができないなんてことはなかったでしょう。

そして、少し前なら正月三が日はお店が休みであることも普通でした。今では年始から百貨店やショッピングモールで初売りをしていたり、コンビニが24時間開いていたりしますが、別にお店が休んでいたって買いだめすればいいだけで問題はないでしょう。

それでもコンビニがこれほど全国的に普及し、今では生活のインフラとして認知されるようになっているのも、ひとえにその名前の通り「便利だから」ではないでしょうか?

ただ、今ではQOL(クオリティ・オブ・ライフ=人生の質)を上げるために、コンビニの24時間営業も規制を入れるべきだという意見も出ています。私はコンビニの24時間営業には反対です(ただAIなどで自動化できるならアリ)し、年末年始(せめて三が日ぐらい)は法律でお店を休ませたっていいとすら思っています。

会社があることでより全体の幸せが増えるならいいのですが、最近では会社の事業のせいで我慢しなければならないことが増えてしまい、全体としての幸せは少なくなってしまっているのではないかとすら感じます。

ほとんどの方が会社に勤めることが仕事と考えているでしょう。ですが、会社に勤めなくたって世の中に価値を提供することはできますし、会社を維持するより個人の生活を維持する方が比較的簡単でもあります。

もちろん、大きなことをしようと思ったら一人の力ではできません。ですが、会社という枠組みのみに限定しなくても、他人の力を借りる方法はいくらでもあります。クラウドファウンディングでお金を集めることだってできますし、外注を利用することで他人の力を限定的に利用することもできます。

会社という組織そのものが時代遅れのものになりつつあるような気がしているのは私だけではないでしょう。

あれ、そもそも何で今の会社で働いていたんだっけ?

こう考えると会社に勤めるメリットがほとんどないように感じられると思います。事実私はこういった考えをすればするほど、何で今の会社で働いていたのか分からなくなってしまっていた時期があります。

他人は変えることはできないのだから自分が変わるしかない会社員時代の仕事について触れていますが、会社組織には非効率な部分が多いことも事実です。成功している企業ほどこの会社のデメリットを極限まで小さくして、従業員が働きやすいようにしているのだと思います。

ですが、今の会社のように、事業の提供者が事業の従事者の生活の面倒まで見なければならないというのは会社側の負担が大きくなりすぎるのも事実です。日本では特に労働基準法で社員の解雇が規制されていることもあって、労働力の流動性が諸外国に比べても極端に低くなっています。

こういった事情もあって、「嫌なことでも仕事だから我慢してやらなければいけない」というわけの分からない考えや、「仕事だからプライベートを犠牲にしてもやらなければならない」というQOLを下げることに何の疑問も持たない人が多くいます。

「生活するために仕事をしているのだから、その仕事のせいで生活を犠牲にするのは本末転倒である」という当たり前の考えすら日本人ではできない人が多いと思います。

私は日本式の会社という組織はなくなりつつある(≒維持できなくなってきている)と考えています。今後は複数の会社に同時に勤める「複業」やプロジェクト単位でチームを組むような仕事の方法が一般的になり、終身雇用を前提とした労働の流動性が低い社会は維持できなくなるはずです。

政府が一億総活躍社会を打ち出していましたが、恐らく一億総(個人)事業主のような社会にシフトしていくことになるでしょう。これは今後10年程度で確実に進んでいきます。

なぜなら人口が減少に転じていくからで、既に一部の業界で人手が慢性的に不足しているなどの予兆があるからです。これらはAIの進歩で改善することができるものも多いので、今後プログラマーなどのIT技術者の需要がより高まってくることも考えられます。

自分から主体的に動かないと人生は良くならない

今までの主張は99%の会社はいらないで堀江氏が主張していたことと、私自身の考えをミックスさせたものです。自分の人生をより幸せなものにするためには、みんながやっていることを疑問も持たずにやっているようではダメでしょう。自分がどういった生き方を選択するのかは自分で決めなければなりません。

人によって幸せを感じる瞬間が違うのに、全員が全員会社員としてうまくやっていけるはずもありません。会社という組織を維持したいのであれば、働き方すら従業員個人個人に合わせたものにしていくべきです。

ある人は週3日労働で1日6時間しか働かないという選択ができ、ある人は週5日労働で1日8時間、人によっては週6日労働で1日10時間になったっていいかもしれません。

労働時間だって自分で決めて、求められる結果さえ出せばいいという考え方にしていかなければ、会社での労働における無駄をなくすことはできないでしょう。

ここまでの私の主張に少しでも共感できる部分があった方は、ぜひ99%の会社はいらないを読んでみてください。

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もっと転職を身近に感じられる社会が求められています。ブラック企業の根絶や労働環境の向上、改善には転職しやすい社会になることが大前提です。その前提があれば残業代0法案なども効果が出るでしょう。現時点ではやや効能に疑問があります。

それでも、価値のある仕事は時間をかけるだけでは生まれません。時給という概念は早々になくしていくべきことなのでしょう。

Ideal Job 天職に転職だ”はもっと気軽に転職できる社会の実現を目指しています。このページをご覧の方には天職は探したり見つけたりするものではなく自然に”なる”ものも参考になります。

一般的に日本では、「天職」は探すもの、見つけ出すものとして捉えられているように思いますが、私はそのように考えていません。天職とは、探したり見つけたりするものではなく、自然と”なる”ものだと考えています。
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それでは今回はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました。